標津サーモン科学館

 標津サーモン科学館は、北海道内でも有数のサケ水揚げ量を誇る「サケの町 しべつ」の「サケの水族館」です。水槽での生体展示・パネル展示等を通して、サケ(シロザケ)をメインにサケ科魚類を紹介しています。館内の「魚道水槽」では、サケのライフサイクルに合わせ、季節ごとに遡上(9~10月)・産卵行動(11月)・稚魚の群泳(2~5月)を展示しています。また、サケに関する漁業や食文化、日本遺産【「鮭の聖地」の物語】についても紹介しています。その他、標津周辺の海や川に暮らす魚たちを大小多数の水槽で展示しています。

 また、見るだけでなく、体験コーナーの充実を目指しています。特に「チョウザメ『指パク』体験コーナー」が人気を集めています。

 地上30mの高さから、国後島・知床半島の山並み・広大な根釧原野を見渡せる「展望室」もあります。屋上には直径1.8mのイクラのオブジェがあり、遠くからでも目立つランドマークとなっています。

 学校・社会教育活動としてサケに関する体験学習を行っているほか、サケ科魚類・環境保全・水産業などに関する調査研究について、関連する大学・研究機関等と連携しながら取り組んでいます。

開館 1991年9月15日
設置者 標津町
指定管理者 特定非営利活動法人サーモンサイエンスミュージアム
住所 〒086-1631 北海道標津郡標津町北1条西6丁目1番1-1号 標津サーモンパーク内
電話 0153-82-1141
ファックス 0153-82-1112
館長 市村 政樹